「ナールスゲン®」という新しいエイジングケア成分をご存知でしょうか?
30代~50代の女性には既に広く知られているのですが、
男性の利用者はまだまだ少ないのが現状です。
今回はエビデンス(科学的根拠)に基づいた画期的な美容成分「ナールスゲン®」
について解説をしていきます。
【エビデンスに基づいたエイジングケア成分】ナールスゲン®とは【7つの特徴・9つの効果】
「ナールスゲン」とは、
京都大学化学研究所の平竹潤教授グループと
大阪市立大学大学院の小島明子准教授グループの
共同研究の成果を基に、
日本科学技術振興機構(JST)の支援のもと、設立した
「株式会社ナールスコーポレーション」
にて生産・販売をしている
エビデンス(科学的根拠)に基づく大変画期的な成分です。
主な特徴は7つあります。
順に解説をしていきます。
分子量
ナールスゲンは分子量が331.26ドルトンという非常に小さなアミノ酸誘導体(水溶性成分)です。
角質層の奥まで浸透させる事が出来ます。
「ドルトンってなに?」
「どれだけ小さいの?」
という疑問をお持ちのあなたに説明を致しますと、
まず、様々な化粧水に配合されている成分の分子サイズの違いを表で比較してみましょう。
成分名 | ヒアルロン酸 | コラーゲン | 低分子コラーゲン | ナールスゲン |
---|---|---|---|---|
分子量(ドルトン) | 約80万~120万 | 約10万~40万 | 約500~3,000 | 331.26 |
どれだけ「ナールスゲン」が極めて小さい成分化お分かりになったかと思います。
お肌のハリ
真皮内にある
- 繊維芽細胞
- コラーゲン
- エラスチン
- ヒートショックプロテイン(HSP)47
- ヒアルロン酸
を活性化・増加し、その結果としてお肌のハリをもたらします。
水分量の維持
1~2か月をかけて、お肌の水分量を維持します。
傷の治癒
表皮の傷跡などの補修を助けるはたらきがあります。
光老化の抑制
表皮のグルタオチン(強力な抗酸化作用のあるアミノ酸成分)を増やし、
紫外線による光老化を抑える働きがあります。
シミ・シワの予防
表皮のヒートショックプロテイン70(HSP70 自己修復力を高めるたんぱく質)を増やし、
シミやシワを予防します。
安全性・安定性に関する試験をクリア
下記の安全性・安定性に関する試験をクリアしています。
- 安全性
①化粧品の安全性評価に関する指針(日本化粧品工業連合会)に基づく9項目の試験
→毒性、刺激性、副作用等は認められず
②ヒトモニター試験(3カ月を3回)
→肌荒れや健康トラブル等、認められず
- 安定性
③安定性試験(1% 1,3-BG溶液 25℃保存)
→48週間、濃度低下認められず
小まとめ
厳しい試験にもパスしたナールスゲン。
期待のエイジングケア成分として
- お肌本来の環境を整えて、お肌内部の水分のバランス、コラーゲン量を維持
- 角質層の奥までじっくり浸透。ハリ・ツヤのある肌へと導く
事が期待されています。
ナールスゲンだけで9つの効果
ナールスゲンは「たった1つの成分」にもかかわらず、エイジングケアにとって大切とされている
9つの効果を発揮します。
表で解説をしていきます。
- 主要な水溶性化粧品成分の主な効果
保湿 | 抗酸化 | コラーゲン産生 | エラスチン産生 | ヒアルロン酸産生 | グルタオチン産生 | HSP47産生 | HSP70産生 | バリア機能保持 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ナールスゲン | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ビタミンC誘導体 | ● | ● | |||||||
ネオダーミル | ● | ● | |||||||
プロテオグリカン | ● | ● | ● | ● | |||||
プラセンタ | ● | ● | ● | ||||||
フラーレン | ● | ||||||||
アスタキサンチン | ● | ||||||||
ヒアルロン酸 | ● | ● | |||||||
コラーゲン | ● | ● |
下記の効果については他の成分に軍配があがりますので、
オススメは「ナールスゲン」配合化粧品 + 「ビタミンC誘導体」配合化粧品を
併用する事です。
メラニン抑制 | 抗炎症 | 皮脂分泌抑制 | |
---|---|---|---|
ナールスゲン | |||
ビタミンC誘導体 | ● | ● | ● |
ネオダーミル | |||
プロテオグリカン | |||
プラセンタ | ● | ● | |
フラーレン | ● | ||
アスタキサンチン | ● | ||
ヒアルロン酸 | |||
コラーゲン |
表をご覧になっただけでナールスゲンがどれだけ凄いかをご理解いただけたかと思います。
ナールスゲンの開発・会社設立の経緯は?
2005年12月 | 京都大学の平竹潤教授の研究グループが生体機能ペプチド等の化学・生化学の一連の研究において、強力なγ-グルタミルトランスペプチダーゼ阻害物質(GGsTop)を発見 |
---|---|
2009年4月 | 大阪市立大学大学院・小島明子准教授の研究グループがGGsTopのヒト皮膚線維芽細胞内コラーゲンおよびエラスチンの産生亢進を発見 |
2009年12月 | これらの成果がJST研究成果最適支援事業(A-STEP)に採択 |
2011年8月 | アンチエイジング化粧品原料(ナールスゲン)として商品化決定 |
2012年3月 | 株式会社ナールスコーポレーションを設立(https://www.nahls.jp/) |
これだけの沢山の年月を経ているという事は、
おそらく多くの人員、研究資金を費やして生まれたエイジングケア成分と言えるでしょう。
非常に効果が期待出来そうです。
最後に 実は既に使用しています
効果が期待出来そうと書きましたが、
私は既にナールスゲンを配合した化粧水を使用しております。
株式会社ディープインパクトが販売している
「ナールスゲン配合エイジングケアローション ナールスピュア
こちらの製品のレビューも行いたいと思いますので、
「メンズ美容」、「エイジングケア」に興味を持たれた男性の方々に
是非ご一読していただければ幸いです。
それでは今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
※「個人の感想で効果を保証するものではありません」 ご理解の程宜しくお願い致します。
※ナールスゲン®は株式会社ナールスコーポレーションの登録商標です。
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